2002年1月に誕生した日本予防医学リスクマネージメント学会の第4回学術総会は2006年1月に九州大学医学部にて災害危機管理をテーマに開催されました。本学会は社会の様々な安全と安心の問題を取り上げておりますが、日本の医療界では医療安全問題が最近の中心的な話題ですので、日本では医療安全を中心にしており、特に安全教育の普及を行ってきました。
日本学会は全国に多数の会員がおり、地方ごとの多様なニューズに対応する必要が生じ、2008年3月の理事・幹事会の審議を経て、2008年度から地方会を全国的に設立します。地方会は地域での安全啓蒙教育を中心に、かつ地域での自主的なテーマを発表することにより、日ごろの悩みに対する意見交換の近隣ネットワークとしてご利用できます。
今回の九州・沖縄地方会は当地域の小さな第1歩ですが、すでに2009年度以降の開催要望が続出しています。手作りのネットワークにより、真の「地域の、地域による、地域のための持続的な安全と安心の世界」の実現を可能にすると考える次第です。
2008年5月吉日
開催責任者
酒井 亮二 国際予防医学リスクマネーシセメント連盟理事長、日本予防医学リスクマネーシセメント学会理事長
信友 浩一 九州大学医学院医療システム学教授、国際予防医学リスクマネーシセメント連盟顧問
守山 正樹 福岡大学医学部公衆衛生学教授、日本予防医学リスクマネーシセメント学会理事
九州・沖縄地方会理事・幹事一同
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