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国際予防医学リスクマネージメント連盟

世界健康リスクマネージメントセンター


 



歯科医療安全講習会   主催者の挨拶

 

歯科診療安全教育セミナー2011

歯科医療の危機管理

 

 

国際予防医学リスクマネージメント連盟が2008年に第一回歯科医療安全教育セミナーを開催してから今年で4年目を迎えました。すでに過去4回のセミナーを開催し多くのセミナー参加者の方々から好評をはくしてまいりました。今回のセミナーは第五回目となるもので11月5(土)、6日(日)と2日間にわたり開催いたします。

 

1日目は講演とシンポジュームを予定しております。講演では歯科医療の安全、歯科におけるインシデントおよび医療紛争について解説されます。特に医療紛争に関して歯科医師は対応に苦慮しているのが実情で、その対応策は大きな関心事と考えます。

ところで本年3月11日東北地方を襲った大地震と大津波は史上例を見ないほどの大きな被害をもたらしました。多くの人命が失われ、家屋の流失、倒壊もおびただしい数にのぼります。医療機関の損害も多大なものがあり、被災者、住民への医療提供は大きな影響を受けております。そこで今回は「歯科医療におけるクライシスマネージメント」と題したシンポジュームを企画いたしました。被災者の口腔ケア、歯型および歯科診療録による遺体確認、長期避難者の口腔管理など、歯科医療の果たす役割と意義は重要なものがあります。シンポジストによる講演と討論を予定しております。

 

2日目は高齢者の安全確保、口腔ケアーと感染予防、患者急変時の対応について講演を予定しています。周知の通り本邦は65歳以上の高齢者が23.1%(2010年)を占める高齢化社会であり、高齢者に対する歯科診療の安全確保は重要な課題といえます。以上いずれの講演も歯科医療の安全に資するものと確信いたしております。奮ってご参加ください。

 

 

 

 

2011年6月

 

国際予防医学リスクマネージメント連盟顧問

東京医科歯科大学名誉教授 

海野 雅浩

 

国際予防医学リスクマネージメント連盟

世界健康リスクマネージメントセンター

理事長 酒井 亮二

 

主催者一同