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国際予防医学リスクマネージメント連盟

日本予防医学リスクマネージメント学会

世界健康リスクマネージメントセンター


 



歯科診療安全技術講習会   主催者の挨拶

 

歯科診療安全教育セミナー2009

            歯科診療のリスクマネージメント

 

 

歯科医療安全教育セミナーは今回で2回目の開催となりました。昨年初めて本セミナーを開催して多くの歯科医師、歯科医療従事者の参加を得ることができました。今回は2009年10月31日(土)、11月1日(日)の2日間にわたって開催されます。

従来、歯科における安全管理は歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士等の歯科医療従事者、それぞれの責任において院内の安全管理の確保がなされてきました。しかし安全確保は個人の努力、責任だけでは限界があり、診療システムや診療環境の整備、インシデント情報の共有化がなされて初めて達成されるものです。そこで平成19年の医療法改正によってすべての歯科診療所に「安全管理のための体制の確保」、「医療安全管理指針」等の整備および医薬品安全管理責任者、医療機器安全管理責任者の配置が義務づけられました。さらに院内感染の防止策も求められております。歯科医療従事者が良質安全な歯科医療を提供するには常に新しい情報を入手する必要があり、歯科医療従事者には年2回の研修が義務づけられました。

今回のセミナーはひとつのシンポジュームと8つの講演から構成されています。1日目に歯科における「インシデント事例と安全対策」に関するシンポジュームを企画しました。大学病院、病院歯科、開業歯科診療所、障害者歯科における立場からのお話が聞けると思います。緊急時の対応も関心の高い事柄ですので、救急対応についての講演を予定しています。改正医療法では感染対策体制の整備を求めていますので、「感染症対策」についても講演を企画しました。具体的な対策が聞けるものと期待しています。

2日目には「歯科における安全管理教育」を取り上げてみました。安全は卒前、卒後の教育あるいは院内スタッフへの教育が十分になされて初めて達成されるもので、非常に重要なことと考えます。院内の安全管理体制の整備も義務づけられていますのでその講演を予定しています。

歯科衛生士は医薬品および医療機器の安全管理責任者を務めることができ、医療安全面で重要な役割を担うことになりました。歯科衛生士の立場からその役割を述べていただきます。歯科医療従事者は医薬品に関する十分な知識と安全管理をもとめられております。医薬品の安全管理の基礎知識についての講演も企画しています。今回は安全管理に必要な事項の大部分をカバーいたしました。

 

20077

 

国際予防医学リスクマネージメント連盟顧問

日本予防医学リスクマネージメント学会顧問

東京医科歯科大学 名誉教授 海野雅浩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  リスクマネージメント学は、ある有害事象のリスクアセスメント(リスク評価)の結果をもとに、合理的・効率的なリスク対策を策定する実証科学です。診療技術の日々の高度化・複雑化が先進国を含めて全世界で甚大な医療ミス引き起こしています。ブラジル・アルゼンチン・チリなどラテンアメリカでも、医療事故のリスクマネージメントとしての医療安全活動の促進は、ある意味で日本を上回り、大変熱心な活動が展開されています。

 日本では医療安全推進活動が展開されまだ1世代を経ておらず、まだ萌芽期の状態ですが、海野先生は歯科領域でのリスクマネージメントに関する多数の実践と高度な著書を有され、それらの成果は国際的に極めて有意義です。そこで、今年度の教育プログラムは海野先生を中心に開発いただきました。

 プログラムにあるように充実した、実践的な内容であり、講師の先生方のご協力により、日本における歯科医療での医療安全が大いに推進すると確信しました。

 

20097

 

国際予防医学リスクマネージメント連盟理事長

世界健康リスクマネージメントセンター理事長

日本予防医学リスクマネージメント学会理事長

酒井 亮二

 

 

 

 

 

 



 









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